歌手で参院議員の中条きよし氏(76)が5日、7日に発売する新曲「カサブランカ浪漫」のお披露目記者会見をメタバース(仮想空間)で行った。「三味線屋の勇次」扮する中条のアバターがメタバース空間でスナックの1日店長を務めた。メタバース空間について中条は「これだったら毎月1回でもショーができるんじゃないかな。面白いんじゃない」と興味津々。

 2年ぶりの新曲は若き日の恋の追憶を歌ったラブソング。若き日の恋人との思い出を問われた中条は「記憶にないかな。モテなかった記憶はないけど、モテたって記憶もないんですよね。どうなんだろう」とけむに巻いた。

 新曲は参院選立候補前に収録。中条は「この曲を最後に芸能界を辞めようと思ってた気持ちもあるので歌の中に切なさがあるかもしれない。それを曲を聴いた人が感じ取ってくれるかもしれない。若い時の恋愛だけに限らずね」と色気たっぷりに語った。

 また議員活動について「始まったばっかりなので色んな意味で勉強をさせてもらってます。色んな話しを聞きたいし、楽をしようとは思わない」と意気込みを語った。